大人になってから青春映画をみても絶対に感動できない

目下日本列島直撃中の台風26号で思い出したけど、ATG映画台風クラブ(1985年,日本)を見ました。
80年代の作品です。ジャンルは青春。

結論からいうとつまんなかったです。

評価がわりと高く、むらっけのあるATGのなかでは、万人受けしているようなので、まあそれなりに期待はしてましたが、拍子抜けでした。

解釈以前に、主役級の子役が棒読みです。こりゃいかんね。
表現したいテーマ以前に、最低限の表現力がないと、名作は生まれません。
余談ですが、最新作R100が自身のなかでは歴代最低の興行収入を記録しているダウンタウンの松本さんは、表現力も表現内容も両方無いように思えますが。

台風クラブは青年期に見たら、もっと響く物があったのかもなあ。
大林監督の転校生も大人になってみたので、つまらなかったです。
青春デンデケデケデケは高校生の頃にみたせいか、やっぱりイイと思えた。

映画にしても音楽にしても、感動の閾値は年を経る毎に、上がっていくと・・・。